“冷え性”で悩んでいる女性のお客様はとても多いです。
冷えは「万病のもと」とよく言われていますが…
体が冷えると血流が悪くなって血液もドロドロになり、酸素や栄養素が体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。
また、老廃物も排出されず、体内に蓄積されてしまい、冷えによって免疫力も低下してしまいます。
免疫力を決定するのは腸です。
体温が1度下がると、免疫力が30%以上低下するともいわれていて、冷え対策は健康維持に必要なのです。
【そもそも冷えの原因はなにか?】
①女性は筋肉量が少ない
男性より女性に冷えを感じる人の割合が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないからです。ちなみに体重に対する筋肉量は、男性が約40%なのに対して女性は約36%といわれています。そのため、間違ったダイエットで、さらに筋肉量を減らしてしまうと慢性的な冷えに結びついてしまう可能性があります。
②自律神経が乱れている
自律神経のバランスが乱れると、血流が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。これはエアコンの効いた室内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり拡張したりすることでも起こりますが、不安やストレスが原因となっていることもあります。
食べ過ぎも冷えの要因です。食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、熱産生量の多い筋肉やほかの器官への血液供給が減ってしまいます。高脂肪食品や塩分の多い食べ物、スイーツなどの甘い物はつい食べ過ぎてしまう方は要注意です。
③汗をかかず水分が体にたまる
「1日2リットルの水分を補給しましょう」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは汗をかいたり排尿したりして水分をちゃんと排出している場合のことです。血流が悪くて体が冷えているため汗をかかず、水分が十分に排出されていない人は体に不要な水分がたまり、冷えやすくなってしまうのです。
【冷え性が体に表すサイン】
・疲労感・不眠・イライラ・集中力の欠如・偏頭痛・肩こり・食欲不振・目の下のクマなど、さまざまな症状となって現れます。
【冷えを改善する方法は】
冷えに対して有効なのは適度な運動です。
20分程度のウォーキングやストレッチ、エアロビクス、ホットヨガなどは、冷え対策だけでなく健康増進に役立ちます。また、腹式呼吸や質の高い睡眠も冷え対策に効果的です。
また、リンパトリートメントで、体の皮下組織にたまった老廃物や余分な水分を定期的に排出することも健康維持につながります。
血流が滞ると冷えにつながりますので、体を締め付ける服や下着は避けましょう。
膝から下全体を締め付けるようなブーツは、足の血流を阻害する場合があります。昼間ブーツをはいた場合には、入浴で血行を促進するなどのケアを欠かさないようにしましょう。
<体を温める食品の例> 野菜類――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など――小豆、黒豆、納豆など
<体を冷やす食品の例>
野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など――酢、植物油など
今年の冬はリンパトリートメントで一緒に“温活”をして、美貌と健康を手に入れましょう!