セルライトはなぜできる?1.7

女性の皆様が敏感になる言葉「セルライト」。

そもそもセルライトとは何でしょうか?

そして、どのように固くかたまってセルライトになってしまうのでしょうか?

今日は、皆さんが消えてほしいと願う「セルライト」と呼ばれるものについて、分かりやすく説明させていただきたいと思います。

【セルライトとはなんでしょう?】

セルライトとは、ひとことで言うと脂肪細胞のことをいいます。日本人女性の8割以上がセルライト持ちと言われるほど、セルライトは私たちにとって身近な存在です。

セルライトは皮下組織の内側にある脂肪細胞が、余分な老廃物(主にリンパや血管から排出されたもの)と結びついたり、脂肪細胞同士で結合したりするとできてしまいます。

太ももやお尻の周辺、おなか周りなどにできやすく、肌をでこぼこさせるのが特徴で、別名「オレンジピールスキン」とも言われています。

皮膚のすぐ下に脂肪細胞はあるため、セルライトが肥大化すると肌を表面まで押し上げ、見た目に悪影響を与えます。

もともと太っている人は脂肪に血管やリンパが圧迫されて血の巡りが悪くなりやすいため、セルライトができやすくなります。

もちろん、細身の人も不規則な生活や運動不足、加齢などによって新陳代謝が低下して老廃物が溜まるとセルライトはできてしまいます。

ただ、ある日突然セルライトができるわけではなく、2~3年の間に徐々に進行して表面に現れます。 

20代後半からは代謝が低下し、血の巡りが悪くなりやすく、徐々に老廃物が脂肪細胞に蓄積されてセルライトを肥大化させてしまいます。

30代になってセルライトが急に増えた人というのは、実は20代からセルライトを蓄積していた可能性は高いです。

疲れやすくダイエット体重が落ちにくいといった代謝の低下を感じ始めたら、セルライトの蓄積が始まっているかもしれません。

【ここに注意!】

潰すようにセルライトをセルフマッサージすると、毛細血管が破れて脂肪細胞が体内に流れだし、コラーゲンの再生機能によってそれが修復されます。

うまく流れ出せなかった脂肪が固まり、結果的にセルライト(脂肪)を増やしてしまいます。

つまり、 セルライトは脂肪に老廃物が絡みついている状態なので、「潰す」のではなく「流す」のが適切な方法となります。

セルライトは、体の冷えなどによって血流が悪くなり、脂肪や水分、老廃物の流れが滞ってしまうことであらわれます
貯まってしまった皮下脂肪や老廃物がコラーゲン線維と共に固まり、デコボコした「セルライト」になってしまうのです。

セルライトができるとダイエットでは落としにくくなってしまいます。

【セルライトを形成するメカニズムの要因】

老廃物

水分の摂取によって細胞の代謝が行われできた体内の不要物と食事などでその食品に含まれる添加物などの不要物が汗やおしっこなどでうまく体外へ排出できず体内に溜まっていきます。

老廃物の正体は中性脂肪と呼ばれ、この中性脂肪が細胞の周りに絡みついて肥大化していきます。

脂肪細胞組織の結合

脂肪細胞の肥大化により血管が圧迫され、血行不良になり、脂肪細胞同士が癒着して大きな塊ができます。

コラーゲンの再生機能

体内のコラーゲンは、毛細血管の損傷や脂肪組織の修復機能があり、人工皮膚などの医療分野でも積極的にコラーゲン医療が行われています。

絶大な修復能力があるコラーゲンは変形や損傷した細胞組織と結合しされます。

リンパ液の固まり

体内の代謝が悪いとリパ液が脂肪細胞の周りに吸着し固まってしまいます。

もともと女性は皮下脂肪がつきやすく、脂肪の塊だけなら運動すれば燃焼されますが、セルライトは老廃物などが含まれているので、運動やダイエットだけでは消えないのが特徴

ちなみに、血液の循環が悪くさせる主な理由は、「冷え性」「むくみ」「運動不足」「加齢」などです。

セルライトは徐々に身体に蓄積し、生活習慣や食生活などの意識を変えなければ、体内環境は現状と全く変わらず進んでいきます。

Purでは身体のリンパトリートメントで老廃物を流すだけでなく、お客様お一人お一人の悩みや、お気持ちに寄り添い一緒に前向きに取り組んでいくサロンです。

一人では不安でも、一緒に目標をもったり、改善した身体を喜び合える相手がいることは、とても良い相乗効果を生み出します。

一緒に明るく健康で美しい毎日を過ごしてまいりましょう!

お気軽にお問い合わせくださいね。

About the author: pur