リンパ管についてのお話です。 10.30

こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか?Purの三嶋です。

心臓の拍動のたびに毛細血管から染み出した血漿や小白血球などを含んだ組織液は、一部は静脈に送られますが、残りは細胞に酸素や栄養素などを運び、老廃物、疲労物質、痛感物質を取り込んで、毛細リンパ管からリンパ管へわたり静脈に送られます。この流れをリンパ系と称し、この中を流れる液をリンパといいます。

リンパ管には、半月の弁が対でついていて逆流しないようになっています。そのところどころに直径1~30㎜以内の球形または大豆形のリンパ節があります。

芽が伸びたジャガイモのような形をしたリンパ節では、免疫力を持つリンパ球をつくり出し、同時に脾臓のように有害物質をろ過する働きがあります。

リンパ管には、浅リンパ管と深リンパ管があります。

浅リンパ管はほとんど皮下静脈と同じように流れており、筋肉疲労や苦痛の除去、シミ・シワなどの皮膚の老化防止、スリムやエステなど美容効果につながっています。

深リンパ管は主に血管に伴って流れ、体幹や内臓に絡みつくようになっており、関節痛や内臓の病気の改善にかかわっています。

About the author: pur