2022.2.2

皆さんに質問です。✎*

私たち人間は、1日の中でどの時間帯が最も血液がドロドロになりやすいでしょうか?

正解は、寝ている間です。🛏😪💤

寝ている間は、最も血液がドロドロになりやすく、細い血管では詰まりやすくなって脳梗塞や心筋梗塞などの引き金になったりすることもあります。🌸

私たちの身体の中で水分は体液という形をとって存在し、その1つが血液です。

血液の中には水分や血球の他に糖類、塩類、タンパク質など様々な成分が溶け込んでいます。

普段はサラサラしている血液ですが、水分が不足すると成分の濃度が高くなってドロドロした血液になってしまいます。

寝ている間には、身体からコップ1杯ほどの水分が汗として排出されるため、自然と血液の濃度が高くなりやすく、また就寝中は血圧も低くなるので、血液を押し流す力が弱くなっています。

このため、冒頭に述べた病気が発症しやすい状態になるのです。

一般には寒い冬に脳血管障害が起きる、とされていますが、実は夏にも多く発症していることが分かっています。

原因としては血液の濃度が上がりやすい時季である、ということが考えられているのです。 

暑い季節には、こまめに水分補給を行うことが大切です。

とくに就寝前に1杯の水を飲むことは危険な病気の発症を遠ざけます。

こんなところから、寝る前に飲む水は「命水(いのちみず)」と呼ばれるそうです。🌸

また、起床後もしばらくは血圧の低い状態が続くため、起きがけにも1杯の水を飲むとよい、とされています。

足が浮腫みやすい女性、血液がドロドロの方ほど、寝起きも気をつけて頂きたいことが。

それは、急に起き上がって息があがるようなことはしないこと。

目が覚めたら、まず布団の中で身体のひとつひとつのパーツを動かす、手をグーパー、グーパーと開いて閉じて軽く動かしていくのです。

『身体をゆっくりゆっくり起こしていく、目覚めさせていく』ということを意識してください💐✨

お年を召している方は、冷たい床や、冷たい水に触れることも、血圧が上昇する要因です。

就寝中のどろどろになった血液が一気に流れようとして血管に詰まるリスクがあがる時間帯の為、特に注意が必要なのです。🌸

介護中の方や、朝身体が動きにくいと感じる方は、是非『就寝前の1杯の命の水』+『朝はゆっくり目覚めていく』この2つを大切にしていきましょう💐✨

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