夏になるとテレビで麦茶のCMを見ることありませんか?⠜
皆さんがイメージしやすいのは、鶴瓶さんの「天然ミネラルむっぎっちゃっ!」のCMではないでしょうか。
夏には水より麦茶を飲みましょうという言葉を聞く人もいると思いますが、特に夏はなぜそこまで麦茶が注目されるのでしょうか?
また、水より麦茶を飲んだ方がいいのでしょうか?
簡単にサクッと知っておきましょう!

【夏はなぜ麦茶?】
麦茶はその昔「麦湯(むぎゆ)」と呼ばれていました。
①体を冷やしてくれる
・特に日本の夏は湿度が高く、じめじめとして体に熱がこもりやすいといわれます。麦茶の原料である大麦には体を冷やす働きがあります。
②汗で失うミネラルを補ってくれる
・夏は汗をかきやすい季節ですが、汗をかくと水分と一緒に体の中のミネラル分も排出されてしまいます
ミネラルとは人間の体に必要不可欠なもので、たとえばマグネシウムは丈夫な骨を作ったり、高血圧を予防したりする働きがあるといわれています。
また、リンは神経や筋肉の機能を正常に保つ働きが、カリウムにはナトリウムの排泄を促し、高血圧の予防やむくみの解消に効果があると言われています。
麦茶にはそれらのミネラルがたくさん含まれており、汗をかきやすい夏の体に嬉しい飲み物なのです。
③カフェインゼロで身体に優しい
麦茶にはカフェインが含まれていません。
夏は暑さのため眠りが浅くなったり食欲不振になったり、体調を崩しがちになる方も多いですが、麦茶ならカフェインによる体への影響を気にせず、飲むことができます。
カフェインが含まれていないため赤ちゃんから妊婦さん、高齢者の方までどなたでも安心して飲むことができるというのも麦茶の魅力です。
【水は飲んでも意味ないの?】

麦茶のいいところをたくさん知りましたが、水はどうなの?ということで、結論から申し上げますと、「水は春、夏、秋、冬、年中通して一番重要」です。
夏は汗をかきやすい季節なので、飲料水としては緑茶などのお茶の中でも麦茶は郡を抜いて重宝されますが、
お水は私たちの身体の60%を占めるものです。
体内の水分が不足するちょっと前に飲むこと、喉がカラカラに渇く前に飲むことで、
・老廃物を排出しやすくする
・代謝をあげる
・食欲を抑える
などの重要な役割を担っています。
それでも…水は味がしないし、どうも口にする習慣に慣れない…そんな方は、夏の時期、麦茶も上手に取り入れてみることをおすすめします
お水、麦茶など、夏に失いやすい水分やミネラルを飲み物から上手に補って楽しみましょう