健康って本当に自由だなぁとつくづく感じている今日この頃です。
大学を卒業し、就職ほやほやの4ヶ月が経ったところストレスと疲れで急性肺炎になり2週間程緊急入院したことがありました。
熱は下がったのにオットセイのような重い咳が続いていて、さすがにおかしいと病院に行ったときは時すでに遅し…
「肺が真っ白になってるよなんでこんなになるまで放っておいたの
今すぐ入院です
」
と医師に叱られ、即入院生活へ。
あの時の私は、今思い出してもとにかく毎日に必死で、若気の至りで…
「私が休んだら現場が回らなくなる、迷惑がかかる、休むなんて絶対に許される訳がない」そう、勝手に自分自身に思いこみ、言い聞かせていました。

今思えば、「あなたが休んでも、しっかり現場は回るから大丈夫だよ」と素直に思えます。
あの時の入院生活は、私に “健康とは自由である”ということを本当の意味で教えてくれた時間でした。
朝起きて朝食を食べ、検温と1回目の注射その後すぐに肺を殺菌する吸引器を30分ほどし、あとはテレビや雑誌を読み、またお昼ごはん。
お昼ごはんを食べたらまた検温。昼寝をしてもまだ3時。
ベットに居ても時計を見ながら仕事のことを考える…「今この時間だからこれしてるかな…大変だろうな…迷惑かけてるなぁ…」と思い、
また本を読み、テレビを見て、夜になり夜ごはん。
そして、2回目の注射。
「この看護師さん、注射痛い人だ…」何日か入院していると、注射が上手な看護師さんと、そうでない看護師さんが分かってくるんですよね。笑

毎日2本ずつ注射を打つので、交互にしても両腕は紫色になってしまいます。
そのあと待っているのは、長い長い夜…*゚
ずっとベットに横たわり疲労を感じていない身体にとって、眠りに入ることは簡単ではありませんでした。
そんな入院生活で常に思っていたこと、
それは、
「健康ってすごいことなんだなぁ…」
「今までしてた当たり前の生活って、実はすごく幸せなことだったんだなぁ…」
という思いです。
外で太陽を浴びる人をみて、いいなぁ。
普通に生活をしている人、いいなぁ。
仕事でクタクタに疲れている人でさえも、羨ましく感じました。
お見舞いに来てくれる人が、後光が差したようにキラキラ輝いて見えたんです。それほど、病院の外で健康に生活している人が幸せそうに見えました。
こんな経験を通して、身近で支えてくれる沢山の人に感謝をする大切さと同時に、「日々当たり前の生活は健康という土台があってこそできることなんだ」そう学ばせて頂きました。
健康な身体がある、それだけで皆様は自由を手にできています。
心が、身体が健康であれば、人生なんとかなると思っています
一番の問題は、心と身体の健康を崩すこと。それを放っておくことです。
今日もこうして息をしている自分自身に、そして大切な家族の健康に感謝しながら、心と身体を優しくケアしていきましょう