電車内を見渡すとほとんどの人がスマホの画面に見入っている光景は、今では当たり前になりました。
先日も、友人の子どもが今年から高校生になり、スマホを肌身離さず持ち歩くようになったとつぶやいていました。
最近では、お風呂でのスマホ利用者も増えているようで、家電量販店では色々なタイプの防水ケースも売られています。
この前聞いた面白いニュースの中に、こんな言葉がありました。
「現代人は、“暇な時間”を苦手としている」というものです。
連続ドラマや、アニメ、映画なども、最近では先に結末を見てから、見始める人が増えているんだそうで、「先に早く結果を知りたい!」という気持ちが満たされないと、その間の“どうなるのか予想して分からない時間”が待てないのだそうです。
とても興味深いですよね
YouTubeなども、基本的に早送り再生で見る人も少なくないようです。
なんだか、時間を大切にしているのか、はたまた時間に追われすぎているのか…今の時代背景がふと見える楽しい内容でした。
と、いうわけで…
今となっては、お風呂はただお湯に浸かる場所だけではなくなってきているかもしれません。

スマホでTwitterやInstagram、ネットサーフィン、動画を観ていると、私たちの脳には絶えず視覚を通して、様々な情報が入ってきています。
スマホを使っている間は、目だけではなく脳も興奮し続ける刺激を受けることになり、長時間になると脳の疲労へと繋がります。
また、スマホに熱中していると私たちは自然と前傾姿勢になり、肩や首の周囲の筋肉を緊張させ、結果的として身体の凝りにつながってしまいます。
【お風呂に入るときだけはデジタルデトックスお風呂でマインドフロネス】

日本医師会は、せめてお風呂に入る間だけでもスマホを置いて、ゆっくりデジタルデトックスをするよう推奨しています。
ポイントは首までどっぷり5分〜10分浸かること
お子様と一緒に入る時は、嵐のように忙しくゆっくり浸かれないという方、夏はシャワーで時短という方は、是非30秒、1分でもいいのでお子様と一緒に数を数えたりしながら浸るだけで、です
お湯の温熱効果で血流が良くなったところで、首や肩の筋肉のこりをほぐします。
首をゆっくり回したり、肩を回したりしましょう
今日もマインドフロネスで、気持ちよく疲れをとり、リンパの巡りをよくしましょうね