先日お客様からこんなお言葉を頂きました。
「いつもいびきかいちゃって恥ずかしいです…」
お客様の言葉に、「もっといびきをかいていきましょう」とお返事してしまいました。
なぜなら、うとうとしている、眠っているとき私たちの身体は副交感神経が優位になり、リラックス状態にあるからです。
これは、ココロが休息できている時間であるともいわれます。
想像してみてください
私たち人間は、ココロは緊張しているけど、身体は疲れているからすぐ眠れるということは絶対にありません。
身体は疲れて布団に入っても、ココロが落ち着き沈静されていないと、なかなか寝つくことができませんよね。Zz…
眠れたかと思えば浅い眠りで何度も起きてしまう、熟睡できずに朝を迎えてしまいます。
それと同様に、
ココロはリラックスしていても身体が火照っていたり、極度の痛みを伴う不調がある場合は、これまた気持ちよく眠りにつくことができません。
それくらい、私たちにとって『眠れる』ということはとても幸せで、心身がリラックスできているという喜ばしい状態なのです。

この『睡眠』は、夜にしか最高の効果を発揮しない、夜寝れないと、昼寝てもあまり意味がないと聞くことがありますが、それは少し極端なお話です。
サロンに来て午前中や、お昼、夕方など、どんな時間帯であっても、休息する中で眠りにつくことは、十分に体力回復や気分のリフレッシュに繋がります。

サロンに来られる前から眠たくなる方は、身体とココロが『今からスイッチをoffする時間』とルーティーン化してきているからでしょう。
眠りに入るまでに一連のパターンがあると、自然とヒトは眠りに入る準備を整えようとする働きを持っています。
夜、なかなか寝つけない方は、『寝る前に行うルーティーン(儀式)』を何個か自分でパターン化してしまうのもオススメです。
・お風呂に浸かって、温かいハーブティーを飲んでベットへ向かう。
・寝る少し前から照明の明るさを暗くし、眠りにつきやすい部屋の環境づくりをする。
・ラベンダーのピローミストなどを枕にかけ、副交感神経を優位にする香りをかいで眠るようにする。
このように、自分が1番リラックスできる、気持ちがよくなるパターンを作っていくことで、就寝に向け、ココロと身体がバランスよく徐々に準備を始めていけるようにしてみてはいかがですか?