今日の面白い話は、タイトルから「え〜」と、非難を浴びそうですね。( ̄∇ ̄)笑
皆様には疲れた時こそ、エレベーターではなく、階段や坂道を喜んで登って頂きたいのです。✨

皆さんもよくご存知のとおり、リンパ液は血液にたまった老廃物を回収するために、つねに体の中を流れています。
血液は40秒というスピードで全身を1周しますが、リンパが体内を1周するには約7~8時間かかります。
とてもゆったりとした流れで全身を巡っているのですね。
このリンパの流れが悪くなると、血管の中に老廃物が溜まってしまいますから、リンパを正常に流す事は、健康維持するためには不可欠なことです。
そのためにも、ふくらはぎの筋肉がポンプとなって、リンパを下から上と押し流していることを話しましたね。
階段を1段飛ばしで上がると言う動作は、体調管理だけではなく、リンパの流れにもとても良い影響を及ぼします。
ウォーキングが健康に良いと言われていますが、実は平地を歩くだけでは足に負荷はかかりません。
もちろん歩かないよりは良いのですが、リンパを流すと言う視点から見れば、ウォーキングよりも階段の上り下りの方が、圧倒的にふくらはぎの筋肉が活性化されます。
実際に階段を1段飛ばしで上がってみてください。
ふくらはぎ全体の筋肉が動くことがわかるはずです。
坂道も同じです。坂道や階段を嫌がる人が多いと思いますが、リンパを流す絶好の場であると考えてみてください。
通勤の人たちを見ていると、朝は比較的階段を利用する人が多いです。
ところが夕方の時間になると、多くの人は並んででもエスカレーターに乗ろうとします。
1日の仕事を終えて疲れているのですから、階段を使いたくない気持ちはわかります。
しかし、実はリンパの視点からすれば、その行動が逆さまなのです。
夕方になれば足にはリンパ液が溜まってむくんでいますから、そんな時こそ階段を使って、ふくらはぎに負荷をかけた方が良いわけです。
疲れているのにわざわざ階段を登るなんてと思う気持ちもわかりますがあえて階段を使うことで実は体の疲れが取れることもあるのです。
帰りにこそあえて階段を使ってみる。
坂道を嫌がらずにふくらはぎに神経を向けながら歩いてみる。その習慣が美脚につながるかもしれませんよ。✨🤝