一食

「一食を捧げる運動」って何だろう?

「一食を捧げる運動」とはいつでも、どこでも、誰にでも、いつまでもできるわかちあい運動です。立正佼成会では、「ひとの痛みを知り、ひとの幸せを祈り、ひとのために行動する心を育てる」信仰的実践として、大切に取り組んできました。
世界では様々な国があり、中には貧困で食べ物もなく明日を生きることが出来るかどうかの人々がたくさんいます。そのような人々へ「世界のみんなが幸せになってほしい」と祈り、自らの食事を抜きます。食事を抜くことで貧困で紛争にあえぐ人々の空腹のつらさを自分の痛みとし、わかち合います。そして、抜いた食事の代金を各自が一食献金箱に入れます。一人ひとりの献金は、食料や毛布、教育や植林、多くのプロジェクトとなって、世界中の仲間の支えになります。
大切なことは自分の「余分」をあげるのではなく、あえて自分にとって「必要な分」である食事を「捧げる」ことです。比較的にものに恵まれている私たちが、自分のライフスタイルを振り返りながら、少しでも少欲知足の生活が出来るようになることを目指します。

参照元:一食を捧げる運動・一食を捧げる運動とは 一食を捧げる運動

一食 ~三つの精神~

同悲

一食を抜くことによる空腹感を通して、貧困や紛争下の人々の苦しみを自分の痛みとします。

祈り

いま大変な思いをしている人たちが、どうか幸せになりますように、世界が平和でありますようにと祈ります。

布施

節食した分を財的な支援として、困難な状況下にある人々の応援に役立てます。また、貪りの心を振り返り、少欲知足の心を深めます。

参照元:一食を捧げる運動・一食を捧げる運動とは 一食を捧げる運動

やってみよう!一食献金

朝昼晩の食事のうちの一食、あるいは3時のおやつ、珈琲をちょっと我慢してみる。その時の空腹感を通して、世界の貧しい人々や戦争の最中にいる人々の苦しみを味わい、想いをわかち合います。

「祈りのことば」を唱和し、世界の人々の平和を願います。
【祈りのことば】
世界が平和になりますように
人のことを思いやる人がふえますように
まず私からやさしくなります(黙祷)

一食を抜いた分のお金を一食献金箱に入れます。献金されたお金は、ゆめぽっけ、アフリカへ毛布をおくる運動などに使われます。

参照元:一食を捧げる運動・献金の仕方 一食を捧げる運動